チャイニーズなウソ
ウソは大人社会の潤滑油。
これを否定するつもりはさらさらない。
若い通訳が辞める時、だいたいがウソの理由を言って辞めていく。
これも別にいけないことだとは思わない。
「実家の商売を手伝う」「親がやはり地元に帰れと言っている」「仕事が合わない」「大学院に行く」「貿易の仕事をしたい」etc。
これはね、日本人でも言うよ。
ホントの理由は隠してね。
でもホントの理由がちょっと違う。
「彼と別れた」「彼女と別れた」、これが多い。
つまりここにいる理由がなくなった、ということ。
しかもそのうち一人は一旦実家のある南方に戻った後に彼氏とよりが戻り、「もう一度ウチで働けないか」と言ってきた。
これにはさすがに呆れた。
恥の概念がかけはなれている。
あと「親父さんが病気で相当悪いから実家に帰って地元の大学院に進学する」とかのウソ。
これも相手を心配させる可能性があるウソなんだから性質の悪いウソだと思う。
これだけは言っておきたい。
後でばれるウソをつくな!
つくならつきとおせ!!!
それが人情ってモンだろう?
人情なんてないか・・・。