思い出したこと2

自分には2コ上の兄が一人いる。
 
まあ優しい兄で要領よく世間を渡っていくタイプではない。
 
小学校の低学年のとき、同じクラスのむらっちょ、という友達が時々うちに来ていた。
そのむらっちょは兄と気があってよく家で3人で遊んだりしてた。
 
ある時、3人で外で遊んでて、自分を残して2人だけで家に帰った時があった。
その時は当然だけど腹が立って、むらっちょに「自分のお兄ちゃんだから勝手に遊ぶな」と言って近づかせないようにした。
兄もあんまり自分には言わないほうだからその時は黙ってた。
 
むらっちょは一人っ子だったような記憶がある。
今思えばお兄ちゃんが欲しかったんだろうな。
それでうれしくて夢中になってたんだろうな。
 
子供はそういうタイプの人の気持ちなんて考えないからなあ。
 
今日の一曲:西城秀樹 「YMCA」